ヘルメット治療することを決断した理由

育児・知育

2人目の息子の頭の形が悪く、生後5か月の時にヘルメット治療することを決断し、生後6ヶ月からヘルメット治療を開始しました。

ヘルメット治療と聞くと、

「頭の形って成長と共に丸くなっていくのに、ヘルメット治療する必要ってあるの?」

「病気じゃないのに高い費用支払ってまで、ヘルメット治療する理由って何?」

「うちの子も頭のかたち悪いんだけど、ヘルメット治療した方がいいかな!?」

と、悩まれる方向けに、私がヘルメット治療することを決断した理由をまとめてみました。

 

 

理由①頭のかたちが悪いから

まずは一番シンプルな理由「頭の形が悪いから」です。

息子が生後5ヶ月の頃、赤ちゃんの頭のかたちを専門で見てもらえるところ2か所で測ってもらった結果、息子の頭の形は以下の通りでした。

斜頭症短頭症
スターバンド重度中等度
小児科(頭のかたち外来)重度重度

斜頭症とは、どのくらい頭が斜めになっているか

短頭症とは、アジア人の平均と比べてどのくらい平らになっているか

短頭症の結果が中等度・重度と結果が異なるのは、測る位置や判断基準が異なるためです。

どちらかが間違えているということはありません。

重度の場合は、成長と共に丸くなっても正常になることはないと専門の先生2人に言われました。

 

理由②耳の位置が違うから

斜頭症(頭が斜めになっている)影響で、耳の位置に左右差が生じてしまいました。

多少であれば誰しもあることなのですが、斜頭症が重度になった影響が耳の位置にも影響し、息子の場合はその差が15mmと大きすぎました。

耳の位置が違う影響で起きる将来的リスクとしては、「鼻腔との近さにより、右側ばかり中耳炎になりやすい可能性がある」「眼鏡がかけにくい可能性がある(コンタクトがある)」などがあげられます。

実際、息子と同じような頭の形をしている私の実父は、「耳の位置が違うから眼鏡がかけにくいんだよね。」と言ってました。

ヘルメット治療しても耳の位置は治らないことがあると聞きましたが、治療すると治る可能性も高くなると考え、ヘルメット治療する決断に至りました。

 

理由③顔を前から見たとき、左右差があるから

右斜め下を向く傾向があった息子は、反対側の左こめかみあたりが膨らんでしまい、前から見たときのこめかみ周辺に差が出てしまいました。

向き癖により、左ばかり成長してしまった結果です。

ヘルメット治療することで、左右差がすこしでも緩和&ひどくならないようにしたいと思い、ヘルメット治療する決断に至りました。

 

理由④将来、身体への影響する可能性があるから

頭のゆがみが原因で、将来おこりうる症状を少しでも減らしたいからです。

具体的には、片方だけ中耳炎になりやすかったり、歯のかみ合わせの不具合が起きたり、頭と繋がっている首や肩へ悪影響が出る可能性があると聞きました。

息子の頭の形の影響がどのくらい将来へ悪影響を及ぼすのか正直分かりませんが、リスクを緩和できる可能性があるならば、ヘルメット治療しておこうと考えました。

 

理由⑤海外では保険適用になるレベル

斜頭症がどのくらいひどいかを測ると、息子の場合、差が16mmありました。

海外では、この差が6mm以上だと保険適用になる場合もあるようです。

この話を聞いた時、すごくいい保険に加入している場合かな?と推測しつつも、その数値より大幅に悪いことがすごく気になりました。

日本では、脳に異常がないため、ヘルメット治療は保険適用外となりますが、海外では保険適用になる地域もあるくらい頭のかたちが悪いことも、ヘルメット治療した理由の1つです。

 

理由⑥後悔した人がみあたらない

ヘルメット治療検討している時、ヘルメット治療した方のブログやTwitterをたくさん見ました。

そして、ヘルメット治療して後悔したと記載している方が一人もいなかったんです。

ヘルメット治療のデメリットあるのですが、すべて短期的なもの。

長期視線で見るとデメリットが見当たらなかったので、ヘルメット治療する決断に至りました。

 

最後に

0歳の頃は1人で歩くことも自分で衣食住することもできないため、授乳や抱っこで頭に触れる回数が多く、頭の形がすごく気になりやすい時期です。

1歳になって歩き始めるたり子どもを保育園に預けると、頭に触れる回数も減り、またヘルメット治療できる時期でなくなるので、諦めもつき「まぁこのくらい普通…だよね!」となったりもします。

実際、息子の頭のかたちを年配の小児科の先生2人に診てもらったところ、「このくらいいっぱいいるよ。普通!普通!」とのことでした。

きっと、この記事を見に来てくださっている方は、頭のかたちを気にされている方。

私の性格もあると思いますが、本当に悩みまくり、ヘルメット治療検討時はすごくストレスを抱えていました。。。

「新生児の頃、もっと抱っこしていれば…」「娘の時になかった新生児の頃からできるいい枕あるの知っていれば…」「もっとタミータイム頑張っていれば…」と後悔の嵐。

ヘルメット治療を決断した途端、そのストレスから解放されました!

ヘルメット治療したからといって完全に丸くならないのでまだ後悔は多少残りますが、私ができる最善の対策はできたと心から思っています。

赤ちゃんにとって、今が一番頭が柔らかいときです。

赤ちゃんの頭のかたちが気になるけど、どんな対策したらいいか分からない方がいらっしゃいましたら、こちらの記事もご覧ください。