生後3か月で完全母乳になったママが完母を目指してしたこと

育児・知育

決してものすごく母乳が出やすい体質ではなかった私。

私の1人目出産時の年齢は32歳、2人目出産時の年齢は34歳。

もっと若いときに産んでたら、もっと出やすくて、もっと早く完全母乳になったんじゃないかなとか思うこともたまにありますが、こればかりは仕方ないこと。

そんな私が、1人目の時に完全母乳になったのは生後3か月ごろで、2人目の時に完全母乳になったのは生後1週間でした。

完全母乳育児(ミルクを使用せず母乳のみで赤ちゃんを育てること)を目指すためには、いくつかのポイントを押さえることが重要だなと感じます。

以下に私が完母になるためにしたことを記載します。

母乳が出るかでないかは体質が大きいと思うのが正直なところです。

完全母乳にならないからと不安に感じることなく、マイペースにのんびりチャレンジしてみてください♪

 

 

麦茶をいっぱい飲む

まず一番大事なことは、水分を摂取することです。

母乳は母親の血液を原料に作られており、ママの身体はおっぱいを与えることで水分が枯渇しやすくなります。まずはママの身体に水分補給をしましょう。

私は授乳前と授乳後は必ず、麦茶を飲むようにしています。

麦茶は、カフェインが入っておらず、かつミネラル豊富なため、お水よりおすすめです。

甘いドリンクは乳腺を詰まらせることがあるようなので、飲みすぎには注意してくださいね。

 

 

頻回授乳をしてみる

頻回授乳とは、赤ちゃんが欲しがるたびに母乳をあげることをいいます。

赤ちゃんに乳首をハムハムしてもらうことが、母乳の分泌促進につながります。

頻回授乳のよく言われる回数としては、1日に10回以上。

3時間おきにあげると1日に8回程度になるので、3時間以内であげることになります。

そこで、「産院で3時間ルールだったんだけど、いいの!?」と思う方もいらっしゃるはず。私もその一人でした。

授乳って、産院や助産師さんによって微妙に異なることが多いんです。

赤ちゃんもママも3時間ルールに慣れていたら、3時間ルールでも授乳量増えます!

 

私が行った頻回授乳のルール
  • 泣いたら乳首をくわえさせる(※しっかり授乳したときから1時間半以上あいていたら)
  • 睡眠も大事だから、夜間4時間くらいあいてもOK♪

 

両方の乳房から交互に授乳する

片方のお乳から母乳をあげると、反対側から母乳が出てきたことはありませんか?

片方のお乳を飲ませていると刺激されて、分泌がさらに増します。

そのため、左3分⇒右3分⇒左2分⇒右2分のように交互にあげるのがおすすめです。

私は一人目の時の最初の方は、左15分⇒右15分で授乳していたので、左(出にくい方)吸わせているうちに、右(出やすい方)から大量に出てきて「ああ・・・、もったいない!!」と、反対の方を哺乳瓶で受け取ってました(笑)

 

1回授乳時間について

1人目の産院では、片方15分ずつ合計30分吸わせたのちに、ミルクを飲ませていました。

2人目の産院では、片方5~7分ずつ合計10分~15分くらい吸わせたのちに、ミルクを飲ませていました。

「どちらがいいの?」っていう感じですよね(笑)

私自身、両方体験してたどり着いたルールはこちらです。

私の1回授乳時間のルール
  • 基本は片方5~7分で、泣いたら授乳。
  • 頻回授乳しない場合で、母乳トラブルなければ、片方15分合計30分吸わせて刺激与えるのもOK♪

3時間以上あけての授乳で、おっぱいトラブルがなく母乳量増やしたい時には、片方15分合計30分ほど吸わせるのもいいと思います。

だけど、頻回授乳している時、お乳が痛いときは片方5~7分で十分です。

母乳の80%は最初の数分間でで出きってしまいます。

長い時間吸わせ続けると乳頭に傷がつきやすかったり、母乳がつまってしまい母乳の分泌が悪くなることもあるので、注意してください。

1人目の時、15分15分合計30分あげ続けていたら、生後3週間くらいの時に痛くなりました…。

おそらく乳腺炎なる手前だったんじゃないかなと思います。

自分のお乳と相談しながら、無理のない授乳ライフを送ってくださいね。

 

授乳の間隔を6時間以上あけない

完全母乳目指している方にしてほしくないこと1位は、「授乳の間隔を6時間以上あけないこと」です。

6時間以上あくと、母乳量が減ります!

「授乳していないんだったら、母乳生成しなくていいよね。体内に吸収しちゃうね~」と母乳生成量が減っていくからです。

実際、2人目の息子が生後1・2か月の時、夜8時間ほどしっかり寝るタイプで、私もつい一緒に寝てしまい、授乳時間が空くことがありました。

そういう日が続くと、ある日のこと、お乳がものすごく軽くなりました。

赤ちゃんが吸った後のお乳が、ふにゃふにゃに。

完全母乳だったので、足らなくなるのではないかと焦りました💦

母乳を増やしたいと思っているママは、授乳間隔を6時間以上あけないよう頑張ってください!

夜は旦那さんに任せてミルクにしてたりすると、母乳量が減る可能性大です。

 

搾乳する

こちらはあまりおすすめできませんが、どうしても用事があって授乳間隔が6時間空いちゃうことが続く場合は、途中で搾乳することも1つです。

乳首を赤ちゃんにハムハムして刺激して吸ってもらうのが一番ですが、厳しい場合は途中で搾乳してください。

搾乳することで、母体に母乳生成し続ける指示がいきます。

増やすというより、減らさないように維持するための意味が強いので、基本は赤ちゃんに吸わせることを意識してくださいね。

 

栄養のある食生活を目指す

健康的な食事

ママが授乳中に毎日食べる食事は、ママの健康状態や赤ちゃんが飲む母乳の質や成分に影響を与えます。

母乳の出や質をよくするために、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

主食のごはん、魚や肉、卵などを使った主菜、野菜をはじめ色々な食材を使った汁物や簡単に作れる副菜など、必要な栄養をバランス良く取るのがおすすめです。

私は2人とも里帰りせず、料理は私が作ってました。

豚汁が万能だと思って、以下の「豚汁の具」を使って、楽に健康食を目指して頻繁に作ってました♪


 

小豆とお餅を食べる(おはぎ・お赤飯)

「小豆とお餅を食べると、母乳が増えるよ。」と実母に教えてもらいました。

小豆とお餅が入っているものとして、「おはぎ」「お赤飯」を時々食べていました。

1人目・2人目共に産院で聞いたら、関係ないと思うけどねぇ。と言われました。

昔は栄養ある食べ物食べれない時期があったので、その言い伝えかな?という方もいらっしゃいました。

医学的に効果あると言えないんだと思いますが、産院のおやつでは、1人目2人目の時、共におはぎや小豆入りの和菓子が出てきました(笑)

嘘か本当か分かりませんが、私には効果ありました!(プラセボ効果かもしれません。)

おはぎやお赤飯が好きな方は、よかったら試してみてください♪


 

睡眠をしっかりとる

睡眠しっかりとって起きたとき、「胸が張ってる」「母乳が出て冷たい」「胸が重い」など感じられたことのある方いらっしゃると思います。

夜は母乳量が生成しやすい時間帯❤

夜しっかり睡眠とることで、母乳量を増やしていきましょう♪

3時間おきに授乳があるから…となりますが、少なくとも2時間×3回は絶対に寝るようにしましょう。

赤ちゃんと一緒にお昼寝もして、いっぱい睡眠とってくださいね♪

 

正しい授乳姿勢

赤ちゃんが乳首を正しくくわえることも母乳の分泌に必要です。

浅く加えた場合、母乳量の影響だけでなく、乳首に傷ができて痛みを伴う可能性も高くなるので、できるだけ深く加えさせることがポイントです。

私自身、ゆっくり寝れる添い乳がすごく楽で好きでやってますが、赤ちゃんの口に咥えるのが浅くなり、傷ついちゃうのを体験済みです。

授乳に慣れるまでは正しい姿勢で、その後は自分の身体と相談しながらいろいろな授乳姿勢試してみてください♪

 

マッサージをする・してもらう

授乳前後に軽くマッサージすると分泌が良くなる場合があります。

「赤ちゃんが飲みやすいように、乳首をマッサージしてから授乳しましょう。」と教わりました。

これはめんどくさいので、ほとんどやってません💦しっかり飲んでくれる子の場合、やらなくてもいいんじゃないかな(笑)

私がやっている産院の助産師さんから教えてもらったマッサージはこちらです。

授乳していると、母乳がたまってお乳が重くなるので、肩回りや胸周りが凝ります。

授乳後に軽く肩を回す

②胸が重くなって支えるのに頑張っている胸と肩の間の筋肉をほぐす。

乳房を下から支えて軽く揺らす

 

またプロにお願いしてやってもらうのも1つです。

詰まっていたところが開通され、出やすくなったと聞いたことが多々あります。

市町村によって補助が出るところがあるので、チェックしてみてくださいね♪