子どもの知育玩具として人気の高いパズル。
「パズルは何歳から始められるの?」「パズルが知育にいい理由は?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、年齢別のパズル選びの目安や知育効果、安全に遊ぶためのポイントを詳しく解説します。
お子さんにぴったりのパズル選びの参考にしてみてください。
パズルを始める適切な年齢の目安
パズルは一般的に1歳半〜2歳頃から始められます。
年齢が小さければ小さいほど、木製や厚紙の大きなピースがおすすめです。
この時期は、指先の発達に合わせて簡単なパズルから始めましょう。
少しずつ難易度を上げていくことで、子どもの成長を促せます。
個人差があるため、無理せず楽しく取り組むことが大切です。
年齢別に適したパズルの種類やピース数の目安
年齢 | ピース数の目安 | おすすめのパズルの特徴 |
---|---|---|
0歳~1歳前半 | 1ピース | ・安全性重視 ・型はめパズル ・布製やソフト素材のパズル |
1歳後半 | 1〜8ピース | ・ピックアップパズル ・木製の大きなピース ・取っ手付きパズル |
2歳 | 2〜48ピース | ・簡単な形合わせパズル ・板パズル ・動物や乗り物、キャラクターの絵柄 ・ジグソーパズル |
3歳 | 12〜60ピース | ・板パズル ・ジグソーパズル ・動物や乗り物、キャラクターの絵柄 |
4歳 | 24〜80ピース | ・複雑な絵柄のジクソーパズル ・ストーリー性のあるデザイン |
5歳 | 48〜100ピース | ・細かいディテールのパズル ・挑戦心を刺激するデザインパズル ・簡単な立体・3Dパズル |
6歳以上 | 100ピース以上 | ・高難度のジグソーパズル ・ナノブロックパズル ・立体パズル・3Dパズル ・世界極小ジクソーパズル |
「好きこそものの上手なれ」で、パズルが好きな子は低年齢でも難しいパズルができることがあります。
娘はパズル好きで、2歳すぎにして日本地図パズルができるようになりました。
ここに記載しているものもあくまで目安です。
パズルに興味を持つきっかけを与えてあげたり、パズルで楽しく一緒に遊ぶ環境を作ってあげてくださいね♪
パズルが子どもの発達に与える効果やメリット
パズルは子どもの発達に多くのメリットがあります。
ピースをつまむ動作で指先の器用さが向上し、脳に刺激を与えます。
試行錯誤する過程で問題解決能力が育まれます。
完成を目指すことで集中力と忍耐力が自然に身につきます。
さらに、形や色を見分ける視覚認識力も鍛えられます。
親子で一緒に楽しむことでコミュニケーション力も向上します。
みんなでパズルを楽しみ、子どもの成長を見守りましょう♪
子どもがパズルで遊ぶ際の注意点や安全性
パズルで遊ぶ際、2歳くらいまでは特に、誤飲防止のため小さなパーツは避けましょう。
角が丸く加工され、無害な塗料を使用した安全な素材を選ぶことが大切です。
最初は親子で一緒に遊び、徐々に一人で取り組めるようサポートしましょう。
遊びながら成長を見守ることがポイントです。
当時、1歳前半の娘に2ピースの板パズルを渡してみたところ、ピースを噛り付き、端が崩れました。
口に物を入れて研究する月齢の時には、特に安全性を重視したパズルを選んでくださいね。
年齢別おすすめのパズル商品と選び方のポイント
0歳~1歳前半におすすめのパズル
型はめパズルができるようになってくるのが、1歳半。1ピースできれば素敵です!
ママパパと一緒に1ピース入れるところから、はじめてみてください。
この時期に遊べるパズルを購入する場合は、安全なものを選ぶのがポイントです。
型はめパズル

型はめパズルとは、丸・三角・四角など様々な形のピースを大きさや形が合致する「型」の中に合わせていくパズルです。
パズルのピースが立体になっていて持ちやすく、1つのピースが大きいので、0歳から遊ぶことができるものがあります。
パズルとしてはめることができるようになるのは、1歳半ごろからになります。
3歳頃までが主な対象なので、兄弟がいるご家庭で遊ぶパズルとしても安心です。
アクティビティBOX
- 4つの型はめパズル
- 積み木の色と形を視覚・触覚で学習
- 音の鳴る鈴が積み木の中に入っていて、探求心を刺激
- 食品衛生法試験◎
- 60日間返品保障
- 数量限定で赤ちゃん布絵本プレゼント
やわらかブロック パズルセット

- フタの抜き穴で6種類のパズル遊びができる
- やわらかな素材で踏んでも崩しても痛くない
- 水洗いできるので、なめたりかんだりしても清潔に保てる
- 0歳の赤ちゃんでもつかみやすい大きめサイズのブロックシリーズ
- 積み上げたり崩したりしやすいのが特長
- パズルセットは収納に便利なボックス付き
1歳後半におすすめのパズル
1歳後半におすすめなパズルは、「型はめパズル」と「ピックアップパズル」。
「型はめパズル」は上で紹介しているので、ここでは「ピックアップパズル」をご紹介。
ものを口に運ぶ回数が少なくなってくる頃ですが、まだまだ油断大敵です!!
安全な素材のもの・安全な大きさのものを選んでくださいね。
ピックアップパズル

ピックアップパズルは、小さな子ども向けにデザインされた知育玩具で、パズルのピースに「つまみ」や「持ち手」がついているのが特徴です。
この「つまみ」のおかげで、手先が未発達な赤ちゃんや幼児でもピースを簡単に掴むことができ、遊びやすくなっています。
ピックアップパズルは、赤ちゃんの指先の発達や形の認識能力、空間認識力を養うのに役立つ知育おもちゃです。
木製の型はめパズル「くもん はめえパズル」

- 対象年齢:1歳以上
- 取っ手付きで扱いやすいデザイン
- 1ピースのパズルで、より簡単に「パズル」に触れることができるステップ0
ピックアップパズル バラエティ / ボーネルンド ( BorneLund )
- 対象年齢:2歳頃から
- ものの名前など声に出して、お話の練習をしても楽しいパズル。
- ピックアップパズルの中で一番人気かな?
2歳におすすめのパズル
2歳になると、パズルらしいパズルができるようになってきます。
板パズル

板パズルは、縁が付いているピースをおく板があるパズルです。
ピースの形が滑らかな曲線になっているため、ピース同士が組み合わせやすくなっています。
絵柄は子どもに人気のキャラクターなどが多く、種類が豊富なため、お子さんの好みに合わせて選びやすいパズルです。
板パズルは、2歳のお誕生日頃が一つの基準になります。
アンパンマン 板パズル
3歳におすすめのパズル
板パズルに慣れたら、ジクソーパズルに挑戦してみてください。
ジグソーパズル
パズルと聞いて、まず思い浮かぶパズルがこれ!
ジグソーパズルは、四角いピースの辺に凹凸があり、隣のピースとかみ合うようになっています。
板パズルのような板や縁はありません。
娘の場合、板パズルと同じピース数であっても、板や縁がなくなったこと&凹凸を組み合わせるのが難しく、慣れるのに1週間ほどかかりました。
アンパンマン ジグソーパズル

- 対象年齢3歳以上
- 15ピース、24ピース、35ピースの3種類のパズルができる
- アンパンマン好きにおすすめ

- 対象年齢3歳以上
- 40ピース、54ピース、70ピースの3種類のパズルができる
- アンパンマン好きにおすすめ
4歳におすすめのパズル
ジクソーパズル
複雑な模様や風景のパズル「ラベンスバーガー パズル」で挑戦心を刺激
- 簡単なジグソーパズルに慣れてきたら、複雑な模様や風景のパズルに挑戦
- ピース数を増やして、挑戦心を刺激
5歳におすすめのパズル
ジグソーパズル
5歳くらいになると、少しずつ難しいパズルもできるようになってきます。
「自分の好きなパズルを作る」など、工程が増えるパズルも面白くておすすめ♪
例えば、好きな家族写真を選んでもらい、パズルを作ったらお部屋に飾るってみるなどです。
自分が選んだ写真・自分が作ったパズルを部屋に飾ってもらえるのは、子どもにとってうれしいものです❤
日本地図パズル
パズルに慣れてきたら、日本地図パズルに挑戦してみるのがおすすめです。
日本地図パズルは、楽しく遊びながら都道府県の位置や名前を覚えられる知育玩具です。
ピースが都道府県ごとに分かれているものや、マグネット式で壁に貼れるタイプ、地方ごとに色分けされているものなど、さまざまな種類があります。
子どもから大人まで楽しめるため、学習目的だけでなく、家族のコミュニケーションツールとしても人気があります。
3Dクリスタルパズル
3Dクリスタルパズルとは、透明なクリスタル素材で作られたパズルで、組み立てると立体的なオブジェクトが完成するタイプのパズルです。
一般的なパズルとは異なり、完成後は飾ることができ、部屋のインテリアとしても楽しめます。
製品によってピース数や難易度が異なるため、まずは簡単なものからはじめてみてはどうでしょうか?
6歳以上におすすめのパズル
ナノブロックパズル
ナノブロック パズルとは、小さなブロックを使って立体的な作品を組み立てるタイプのパズルです。
ナノブロックは、通常のレゴブロックよりも一回り小さいサイズで、精密な作りや細かいディテールを表現できることが特徴です。
ナノブロックパズルは、組み立てる楽しさや完成度の高さを感じることができるため、大人から子供まで楽しめます。また、完成後は飾ってインテリアとして楽しむことができ、非常に人気があります。
特に、ナノブロックの特徴として「ミニチュア感」があり、通常のブロックよりも小さなピースを使っているため、細かい作業や集中力が求められるのが魅力です。

3D立体パズル
3D立体パズルとは、平面ではなく立体的に組み立てていくタイプのパズルです。
通常のパズルと違い、ピースが三次元的に組み合わさり、完成すると立体的なオブジェや建物などが上がっていきます。
特徴としては、パズルを組み立てる過程で、ピースの形状が複雑であり、組み立てる際に視覚的に感じながら進められる点です。また、完成した後も飾って楽しめるという点が魅力的です。
人気の3D立体パズルには、例えば有名な建物やキャラクター、動物などをテーマにしたものがあります。
世界地図パズル
日本地図パズルを制覇したら、次は世界地図パズルに挑戦してみませんか?
世界地図パズルとは、世界の国の位置や名前を覚えられる知育玩具です。
遊びながら地理に関する知識を深めることができるため、教育的な効果も期待されます。
例えば、国名や首都、地形などを考えるパズルの役に立つでしょう。
また、地図の大きさやピースの数、難易度によって、子どもから大人まで楽しめることができるのも特徴です。
世界極小ジグソーパズル
世界極小パズルは、その名の通り非常に小さなピースを組み合わせて完成させるパズルです。
一般的なパズルと比較して、ピース数が多く、1ピースあたりのサイズが小さいため、完了までに時間がかかることが特徴です。
このジャンルは、パズル愛好家や脳トレを楽しみたい人に特に人気があります。
まとめ
パズルは子どもの発達をサポートする知育玩具として非常に効果的です。
年齢や発達段階に応じたパズルを選び、親子で楽しい時間を過ごしましょう。
お子さんの成長に合わせて、少しずつステップアップしていくことで、達成感や自信にもつながります。
パズルに興味のない時期は、絵本やお絵描きなど、他の興味あることで一緒に遊んであげてくださいね。
家にあるおもちゃ一通り遊んだら、そのうち興味持ち始めるはず!
パズルの成長ものんびり見守ることを大切にしましょう♪